2018.12.1 Xデザイン学校 #8 ペーパープロトタイピング
今まで足りなかったのはシナリオだった!
前回から今回にかけて価値マップとしてまとめたものをバリューシナリオ→アクティブシナリオ→インタラクションシナリオ→各シーンのイラスト化→画面遷移図(必要機能)と、価値を機能に落とし込むフローを行ってきました。
今までの業務ではユーザー調査を行い、それを上位下位分析し関係性を整理し、価値マップを作成、平行してペルソナを作成するというワークは行った事がありました。
そこまでは綺麗にまとめられたとしても、じゃあ次「どんなものを提案しよう」となった時の検討にシナリオで考えるという視点がまったく抜けていました!
今までのワークでは、まとめた価値(例えば、◯◯によって××を感じられる価値)に対し、じゃあこの価値を満たせる具体案は…とアイデア発想していて、そうするとどうなるかというと、アイデアとしては沢山出て広がるのですが、方向性も色々なのでなんというかバラバラで、使用シーンも包括的に考えきれていないので、結局どうやって1つにまとめよう…と困る事がありました。
冷静に反省すると、個別の価値に対して個別のアイデア考えてたらそうなりますよね…^^;
一方で、今回「シナリオ」というサービスを使う事でペルソナが体験できる価値をストーリーでまとめた事、価値ワードからすぐアイデア(具体的な機能)に行かず、バリューシナリオ→アクティブシナリオ→インタラクションシナリオと、価値という抽象的な概念から徐々に具体的にするというステップを踏めた事で、今まで業務で体験した「どうやってまとめていこう…」状態にならなかったのは素晴らしいと思いました。
シナリオをビジュアル化すると第3者からのFBを容易に得られる
今回のワークでもう1つ実感したのが、シナリオの各シーンと画面遷移図(必要機能)がビジュアル化されると、第3者へ自分達の提案を説明するのが非常に容易になった事。
どうしても検討しているメンバーだけだと盲目になりがちなので、アイデアを練っていく段階で第3者からの意見はやはり非常に重要ですね。
今回佐藤さんに「このステップで工務店とユーザーが合ったら、支払いはこのサービスを通してではなく、値段を安くするなどして個別に契約しようとするのでは?そうなると、このサービスはこれ以降使われなくなるし、お金が入ってくるポイントが無くなるよね。」と非常に的確な指摘をいただきました。
このように、サービスを回していく上での「穴」を見つける事が出来ました。
この「穴」に対する対応策を検討することは最終回までの宿題としましたが、一旦ビジュアル化することで、サービスをブラッシュアップ出来ることを実感出来ました。
すみません!!!残念ながら最終回欠席します!!! (´;ω;`)
佐藤さんとチームメンバーにはお伝えしたのですが、CES(ラスベガスで行われる家電ショー)に行って来いとの会社から指令が出たため、本当に残念なのですが最終回は欠席させていただきます!(´;ω;`)
帰国はなんと1/12(土)15時半に羽田着!懇親会の時間には間に合うからせめて懇親会には行きたい!
けど荷物も多いし長時間のフライトの後で絶対グッタリしてるし…と悶々としている今日この頃です…
しかし、どちらにしても不完全燃焼感が否めないので、来年も何かしらの形で引き続きサービスデザインの勉強を継続したい所存です!
浅野先生、皆様、今年は大変お世話になりました!今度ともよろしくお願いします!